見出しを記載するときに用いるhタグは、h1~h6の6種類あります。
h1が見出しとして一番大きな役割をもつ「大見出し」となり、数字が大きくなるにつれて、見出しとしての役割は低くなります。
また、その役割の重要度は視覚的にも表れ、<h1>~</h1>内に書かれたテキストほど大きいサイズ、太文字で表示されます。
そのため、コンテンツにメリハリを与えるという視覚的効果もあります。
下記のように数字が大きくなるにつれ、サイズが小さく、細字になっていきます。
<h1>見出し1</h1>
<h2>見出し2</h2>
<h3>見出し3</h3>
<h4>見出し4</h4>
<h5>見出し5</h5>
<h6>見出し6</h6>
h1~h6を使うと、文字のサイズや太さが変わるので、通常のテキストにも使用してしまいがちですが、このタグ本来は見出しに用いるタグですので、見出し以外に使用することは避けましょう。
hタグは、これを読めばここに記載されている内容が全てわかるように書くことで、ユーザーがどのような情報を得られるかが明確になります。
そのため、ユーザー目線で考えたわかりやすい文章、長すぎない文章にしましょう。
hタグを使用するにあたり、少しツールがあります。
順番を守ることで、ユーザーが閲覧しやすいサイト構造になり、使用回数を守ることで、どれが重要な見出しなのかをぼやけることなく明確に伝えることができます。
このルールは絶対守らないといけないというものではありませんが、このような理由から少し意識していただけたらと思います。
大見出しであるh1タグは、タイトルやディスクリプションほど重要視はされていませんが、サイトの内容を適切に伝えることがでるタグです。
h1内に書かれている文章で、クローラーにどんなサイトか?何について書かれているのか?ということを伝えることができるので、キーワードを入れるとより効果的です。
しかし、サイトの内容は本文やその他の箇所でもクローラーに十分伝えることができるので、そこまで意識する必要はありません。
意識するあまり、キーワードを複数盛り込んだり、不自然な文章になってしまったりすると、逆効果になる場合があるので、コンテンツの内容にあった、自然な見出しをつけていただくことがベストです。
Googleも「hタグの使い方に改善の余地があるサイトがあり、見かけだけの理由で使うのではなく、適切な記述方法で使うように」と発表しています。
h1タグ内が画像になっているケースがあります。これは、SEO対策上特に問題はありません。
しかし、クローラーは画像の内容を読み取ることはできないので、imgタグ内のalt属性に画像の説明文を記載しておいたほうが少なからずプラスの効果が見込めます。