SEO対策を始める上で注意しなければならない点は、いくつかありますが、今回は自分でSEO対策をしない場合の注意点として業者選びについてご紹介したいと思います。
なぜ、このような記事をお届けするかといえば、お客様から頂く相談の中に、他で契約しているのに全然順位が上がらないというご相談を頂く機会があったからです。
SEO対策の前提として、確実に順位が上がるわけではないため、お客様の要望そのものが難しいケースもあります。
そのため、一概にSEO業者全てが悪いわけではないという事は念頭に置いていただければ幸いです。
簡単な例で言いますと、1アフィリエイターのお客様が「アマゾン」で上げたいのに全然上がらないという相談です。
これはSEO業者だけが悪いのではなく、お客様のSEOに対する理解にもある程度の課題があるわけです。
知っての通り、「アマゾン」での検索結果は、通販サイトのAmazon(amazon.co.jp)関連のサイトで埋め尽くされているため、これらのサイトを押し抜いてお客様のアフィリエイトサイトを上位に食い込ませる必要がありますが、1アフィリエイターが、これらのサイトを押し抜いてランクインさせることは、不可能に近いです。
アマゾンは、21ヶ国で配信されており、日本だけでなく世界各国でのブランド力を保持しています。
しかしながら1日本のアフィリエイターがどれだけ頑張ってコンテンツをアップし続けたとしてもこれら21ヶ国に値するAmazonの知名度やブランド力とは全く異なることから、太刀打ちすることができません。
にもかかわらず「アマゾン」で上げたいという要望は、そもそものSEOの理解度がないことから起きる問題であるため、まずはこれを理解していただくことに注力するべきところです。
このようなケースでは、SEO業者だけが一概に悪質とは言えませんが、あくまで極端な例としてとどめておいてください。
もし、大谷翔平ぐらい世界で活躍する有名人が、アフィリエイターとしてアマゾン大谷というブランドを立ち上げたのであれば、もしかすると上位を狙いに行けるかもしれませんね。
さて、前置きが少し長くなってしまいましたが、早速悪質なSEO業者の特徴を見ていきましょう!
以上3選が悪質な業者の特徴になります。
それでは1つずつ詳しく見ていきましょう!
最初のアマゾンの例でもお伝えした通り、SEOという分野ではどんなキーワードでも上位化できるわけではありません。
そのような状況にもかかわらず、「どんなキーワードでも上げられる」「1位にできます」等の謳い文句を言っているSEO業者は、明らかに怪しいので、注意しましょう。
サイトの状況にもよれば、できることにも限界があります。
ましてや、検索エンジンが順位を決めている以上、こちらで順位操作ができないことから1位を保証しますといった確実にできるわけではないことを売りにしているのは、危険な証拠です。
また、どんなキーワードでも上げられるのであれば、お客様は基本必要がありません。
なぜならば色々なキーワードのサイトを自分達で作り、検索結果をその企業が独占すれば、アクセスが自然と集まるためそれだけで収益化のモデルを作ることができます。
どんなキーワードでも上げられるにもかかわらずそのようなことをせずに、クライアントから費用を取ってSEO対策をしようとしている時点で、矛盾が生じているのです。
SEO業者がどのようなセールスポイントを押し出しているのかは、しっかりと見ておきましょう。
これは契約後になることが多いですが、なぜ上位化ができていないのかを聞いても、曖昧な答えで返してくる業者には注意してください。
例として悪質な業者は以下のように返答してきます。
◆悪質なSEO業者の解答例
・コンテンツが弱いから
・サイトが悪いから
・変動があったから
このように、弱いや悪いというのはわかっても、詳しい内容がありません。
どう弱いのか、何が悪いのかがわからのかがわからなければ、こちらとしては改善のしようがありません。
それ以上の解答を追求しても基本的にこの内容以上のことを深堀りしては教えてもらえず、順位が上がらないままになります。
本当に良い業者はこれらの内容を踏まえた上でどうすれば良いのかまでしっかりと教えてくれます。
◆優良なSEO業者の解答例
・上位ページは、○○とはやメリット・デメリット等のコンテンツが存在していますが、御社のページにはそのようなコンテンツが存在しないため、ユーザーからのニーズが満たしづらいコンテンツとなっています。
そのため、上位ページのように、○○とはのコンテンツを付け加え、メリットやデメリットの部分をしっかり書いてコンテンツの価値を引き上げましょう。
・同じようなコンテンツが複数サイト内に存在しているため、各ページが重複コンテンツと認識されています。
まずは、これらの重複コンテンツを改善して、サイトの状態を良くしていきましょう
・今までは、対象キーワードにおいて対象ページで問題なくランクインできていましたが、現在では○○とはといったページがランクインするようにアルゴリズムが変化しています。
対象ページにも○○とはいったコンテンツを追加しアルゴリズムの変化に対応していきましょう。
このようにまずは、ページやサイトがどういう状態であるのかをしっかりと答えてくれます。
また、上位化を目指すために何をすれば良いのかも教えてくれるため、改善を行うことができ、理由に対する納得感も得られます。
弊社の被リンクを買う事で、順位が上がりますと言ってくる業者には、注意が必要です。
被リンクの売買自体、検索エンジンからNGになっているのに、被リンクだけを買うだけで他は何もしなくて良いと言ってくる業者は危険です。
特にそういう業者に限って、リンク集や海外サイトからのNGな被リンクを飛ばす行為を行っているところがほとんどで、効果がないもしくは悪影響を及ぼす恐れがあります。
リンク集や海外サイトからの大量の被リンクにより、一時的に順位を上げることはできるかもしれませんが、アルゴリズム変動の影響受けやすくなります。
順位が下がるだけならまだマシですが、最悪の場合ペナルティを受けてしまいサイトが検索結果に表示されない事態を招いてしまうかもしれません。
こうなってしまっては、元も子もないため、ただ単に被リンクだけをつける業者は、選ばないように気を付けましょう。
また、内部の問題を指摘せずにそのように押し出してくる業者も要注意ポイントの1つです。
内部がきちんとできていることで被リンクは有益な効果をもたらしますが、内部には一切触れずにただ被リンクを貼る業者は、良いとは言えません。
内部・外部どちらも行うことで、最大限のSEO効果を発揮することができるからです。
以上3つの悪質ポイントを解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
アピールポイント、施策の内容、施策方法をしっかりと理解しておかないと、SEO詐欺にあうかもしれないということがお分かりいただけたのであれば幸いです。
ただ、悪質な業者のポイントをわかっても良い業者の見つけ方がわからなければ、自分で何とかしなくてはなりません。
知識をつけるのに時間がかかることはもちろんのこと、他のことでせわしなければ、自分でSEO対策を始めることは難しいです。
そこでここからは優良なSEO業者に見分け方をご紹介します。
優良なSEO業者に依頼することで、知識を共有してもらえるとともに、時間を自分達の本業やプライベートに充てることができます。
先ほど悪質な業者3選を紹介しましたが、優良な業者は悪質な業者の逆とも言えます。
まずは、先ほどの特徴の逆パターンを紹介します。
どのキーワードでも上位化できるわけではないので、どれくらいの順位を狙えるのかや上位化までの期間の見込みを出してくれます。
きちんと今のサイト状況を確認してもらえてどんなキーワードでも上げられるわけでもないからこその見込みです。
他業界で見込みというのは、あまり良い印象を持たないかもしれませんが、SEO業界における上位化見込みや期間に関しては、信用性が高くなるのは、面白いところですね。
また、キーワード選定をしてくれる業者も優良業者と言えるでしょう。
前述のアマゾンの例のように明らかに無理なものに対してはしっかりと無理と伝えて、どういうキーワードを狙えば、上位化できるのか、集客に繋がるのかを考えてくれる業者は良い業者です。
自分の上げたいキーワードを無理だと言われたから良くない業者というわけではありません。
どうすればそのサイトや会社のためになるのかを踏まえて無理だとお伝えしていることがほとんどなので、しっかりと現実を受け止めてSEO対策を初めていきましょう。
優良業者の解答例でも説明しましたが、良いSEO業者は、どうすれば良いのかをしっかりと答えてくれます。
そのため、契約を結ぶ前に一度どうすれば良いですか?と聞いてみるのが良いでしょう。
業者によっては、契約前でもしっかりとアドバイスをくれます。
もちろん秘密にしているからと言って悪い業者というわけではありません。
SEOは、経験や知識を売っているサービスのため、契約前に答えくれないから悪というわけではありません。
業者によっては、これらを無料で伝えてしまうことで、サービスが成り立たなくなる可能性があることを忘れないようにしてくださいね。
どういう風に施策をするのかをしっかりと教えてくれる業者は良い業者と言えるでしょう。
被リンクだけを大量に貼るのではなく、内部の改善点やコンテンツの補強などをしっかりとアドバイスしてくれるところを探すことが重要です。
そのためには、契約前にどういう風に施策するのかを聞いてみましょう。
外部対策だけという業者に関しては、被リンクだけの施策になるため、おすすめはしません。
企業秘密と言われた場合は、外部対策なのか内部対策なのかだけでもしっかりと聞いておきましょう。
どちらも行いますと解答をもらった場合は、値段や実績、口コミ等から他業者と比較して検討する余地はあります。
外部・内部どちらなのかも教えてくれない業者は、大量に被リンクを貼るだけのところやタイトルの修正だけで終わるところがあります。
中には契約はしたものの何もしないという業者もあるので、施策の内容を教えてくれない業者は契約しない方が良さそうです。
以上3点が、悪質業者で紹介した逆のパターンになります。
さらに良い業者を見つけるためにもう1歩進んで、見ていきましょう。
WEB集客の方法は、SEOだけに限った話ではありません。
SNS広告、リスティング広告、MEO対策など幅広い方法があり、その中の1つとしてSEOという分野が確立されているのです。
優良業者の場合は、今のサイト状況やサービス内容からそもそもSEOに向いているのかどうかを教えてくれます。
例えば、地方でお店を新しく居酒屋をオープンし、ホームページを作成したので、地域+居酒屋のキーワードで、SEO対策をはじめたいという依頼があったとしましょう。
悪質な業者の場合は、とりあえず月数万の固定金額でできますとこたえるでしょう。
ただ、このようなケースは、たいてい数ヶ月以上経っても思い通りの順位にランクインすることはありませんので、費用対が合わなくなることがほとんどです。
このことを悪質な業者に追求してもサイトができたてだから上がらないのは当然、競合が食べログやホットペッパー等のポータルサイトなので上げられませんと後出しで伝えてきます。
SEOのことを知らないクライアントからすれば、先に知っておけば契約せず、他のところにお金を使ったという結果になるはずです。
まさに、自分達の利益部分しか見ておらず、クライアントをだますような手口をとってくると言えるでしょう。
優良な業者の場合は、このことを先に伝え、SEOが向いていないとはっきりと言ってくれます。
クライアントからすれば、せっかくやりたいのにと思うかもしれませんが、優良な業者であればすぐに結果が出ないことに加え、それまでの費用対とが合わないことをしっかりと説明してくれるので、納得がいくはずです。
さらには、SEO以外の集客方法を提案してくれたり、別事業へ案内したりとどうしたらクライアントにお客様が集まるのかを考えてくれることもあるので、自分達の利益だけでなくクライアント目線たった集客方法を見出してくれることでしょう。
どれぐらいの費用をかけるかにもよりますが、優良業者であればコンテンツ提案を行ってくれます。
どういうコンテンツが足りていないのかや今のコンテンツの改善案を教えてくれます。
足りていない場合には、コンテンツを追加することで、サイト改善はもちろんユーザーからの満足度を上げることにも繋がります。
さらにコンテンツ追加の良いところは、仮に業者との契約を解除したとしてもページ自体は残り続けるので、サイトの資産になるというところです。
被リンクのみの施策しか対応してくれない業者だとリンクを外されてしまい、順位が下落する可能性が高くなるとともに、サイトの資産になるようなものが残りません。
そのため、半永久的に契約を続けることになるため、広告費ではなく必要経費に該当するようにもなってしまうので、むやみに費用を削ることも難しくなります。
SEOに掛ける予算は、広告費にあたります。
これは、企業からすれば、削りたい候補NO.1ぐらいの出費であり、広告費なしで売り上げが上がることに超したことはないでしょう。
そんな限られた費用の中で、最大限の効果を出せるようにSEO対策を進めていかないといけません。
悪質な業者の場合は、とりあえず費用上限まで引き出し対策を行います。
上がればそれでよいわけですし、上がらなかったとしても費用が少ないといった理由をつけてそのままになってしまいます。
また、実際何にお金をかけているのかがわからないことがほとんどで、明確な料金提示をしてくれないところも多く、本当に正しい費用なのかどうかもわからず、金額に不安が出ることがあります。
優良業者の場合は、まず予算が適しているのかを確認するところから行ってくれます。
費用対を見越して提案してくれるので、多すぎる場合は費用を抑えてくれますし、逆に少ない場合は、後どれくらいあればこの程度の利益を見込める想定と伝えてくれます。
仮に数万程度で売り上げが大幅に変わるような状態であれば、費用の見直しを検討することができますし、実際に初めた結果を見てから考えることもできます。
また、どこにどれぐらいの費用がかかるのかも明確に答えてくれます。
タグの修正に○○円、競合調査に○○円等、何にどれくらいの工数がかかっているのかがわかるので、金額に納得感を持たせてくれます。
加えて費用を最大限活用できる提案もしてくれます。
SEOは○○円で対応できるので、残りの費用は広告にあてませんか?など、別の方向に提案してくれることもあり、更なる集客を見込むことができるのです。
もちろん企業の中には、広告費に数千、億円といった大規模な金額を使うことで知名度や売り上げアップをはかる企業もいるため、全ての企業がこの例に当てはまるわけではないですが、少なからず業者選びの指標の1つになることしょう。
以上、悪質な業者の特徴と優良な業者の選び方のポイントになります。
自分でやってみたけど、どうすることもできなかったり、作業する時間がなかったりするのであれば、SEO業者を探して依頼してみるのも1つの手ですので、上手に業者を使ってSEOを成功に導いてください。
最後に、優良なSEO業者としても名が挙がっているクロスウォークのホームページをご紹介して終わります。
https://www.crosswalk.co.jp/
ご購読ありがとうございました。