サイトへアクセスすると「404 Not Found」や「503 Service Unavailable」といった文字が表示されサイトが表示されなかった・・・
日常的にインターネットを利用されていれば、このようなことはしょっちゅうあると思います。「404」や「503」この数字3ケタの部分をステータスコードというのですが、このステータスコードについて今回詳しく書いていきたいと思います。
まずは、よく見かけるステータスコードの一覧をご紹介します。
ステータスコードは、100番台から500番台まであり、現時点で56個存在していますが、日常的に見かけるのは下記の10個です。
もっと大まかに解説すると・・・・
では、SEOにも関係してくるステータスコードをさらにピックアップして解説していきます。
ステータスコードが200であれば、問題なくそのページが表示される状態です。ページをインデックスさせるためには、ステータスコードが200である必要があります。
恒久的なリダイレクト、すなわち、「アクセスしたページはなくなり、新たなページへ完全にお引越ししました」という状態です。
一時的なリダイレクト、すなわち、「(リニューアルなどにともない)一時的にこちらのページへお引越ししています」という状態です。
前述させていただきましたが、301と302の大きな違いは、恒久的なリダイレクトなのか、一時的なリダイレクトなのかという点です。リダイレクト元を完全に消滅させるのであれば301、将来的にリダイレクト元を表示させるのであれば、302がいいでしょう。
301はリンク評価などSEO効果を引き継ぐ、302はそれを引き継がないと言われているため、一時的な引越しでない限りは301がいいでしょう。しかしながら、301は“悪い評価”も引き継がれてしまうため、インデックス削除や手動による対策を施されているページからのリダイレクトは避ける必要があります。
「ファイルが存在しない」という意味を表し、URLのタイプミスなどによって表示されるケースが多いです。404の場合、そのページはインデックスされません。
「お探しのページは見つかりません。」といった文面が表示されるにも関わらず、ステータスコードが404ではなく200で返されてしまっている状態のことです。このようなページがサイト内に多数あると、不要なページが大量にインデックスされてしまう可能性があるので注意が必要です。
503はメンテナンス中に返される場合がほとんどです。404と同様にインデックスされませんが、メンテナンス中にこのコードを返すことによって、インデックス削除されずにメンテナンスを行うことができます。逆にメンテナンス中に404で返してしまうと、途中でインデックス削除されてしまう可能性があるので、メンテナンス中は503で返すといいでしょう。